導入事例

【新入社員研修】研修テーマ:コミュニケーション


《DIDビジネスワークショップ スタンダード 6時間ver.》
新入社員研修として3チーム19名様でご利用いただきました!

(写真左から)髙橋裕文 様、木村恭大 様、逸見正輝 様
髙橋裕文 様、木村恭大 様、逸見正輝 様

新入社員研修の最終日に取り入れることで同期の絆をより深め、
コミュニケーション力を磨く

職員研修として、DIDビジネスワークショップを幅広くご利用いただいている東急バス様。新入社員研修としては2014年から導入され、継続利用していただいています。その狙いや実際の効果、変化について、人事ご担当の髙橋様、今年(2016年)研修を受けられた木村様と逸見様に、お話をうかがいました!

乗務員さんや役員の方など、これまで多くの方に研修としてご利用いただきありがとうございます。新入社員研修としてご利用いただくのは、今年で3年目になりますか?

髙橋様(以下、敬称略)「そうです、2014年の定期入社からですね。総合職である彼らは将来の管理者候補であり、最初は業務副主任として各営業所に配属されるので、コミュニケーションの力が求められます。近年の若者は、たとえば電話の受け方はあまり得意でなかったりしますよね。携帯電話は本人につながるし、SNSなどネットで済みますから。知らない方に電話で物事を伝えるような、コミュニケーションの基礎を学んでほしいという狙いがあります。また、チームビルディング的な要素も多いので、DIDを2週間の研修の最終日に組み込むと、同期としての結束もぐっと深まります。今後、仕事で困ったり悩んだりした時のいい助けになればという思いもあります」

ありがとうございます! では、実際研修を受けられた逸見さん、木村さん、まずは感想をお聞かせください

ご体験の様子

逸見様(以下、敬称略)「自分はコミュニケーションが下手なほうなので、内定式からずっと同期とほとんど話さず、1人でいることが多かったんです。でも今回の研修で、いろんな職種が混ざったグループとなり、(暗闇の中で)顔はわからないけれど、話していたらそれぞれの人となりがわかってくる。日常ではあり得ない暗さの中、ワクワクする気持ちもあって、そこから楽しくなり、ワークを一緒にやる中で仲良くなれたのかもしれません。暗闇の中では話さないとどうにもならないですから。結構気の合う人もいて、研修後は一緒に帰りました」

木村様(以下、敬称略)「DIDの研修では、一人ひとりが言葉を発しないと何も進んでいかない、黙っていれば時間が過ぎるという環境ではないので、コミュニケーション力をつける場としては非常に濃いものになったと思います。いろんな神経を研ぎ澄ませていたからか、時間もあっという間に過ぎていきました。暗闇で視覚が閉ざされても、これだけいろんな課題に取り組み、コミュニケーションが取れるというのが、一番の発見だったと思います。1人ではできなくても、コミュニケーションを取りながら協力するといろんなことができる。そして今まで壁に感じていたこと、たとえば職種もそうですが、それが実は壁じゃなかったという体験ができたのは印象的でした」

髙橋「実は、同期の中でも大きく成長しているのがこの2人で、研修の影響が少なからずあると思い、今日、話を聞いてみようと思った次第です」

そうでしたか! 今回の研修の気づきを、お仕事に活かしていることはありますか?

逸見「今は、前より『話そう』という気持ちをもつようになったと思います。業務の話以外でも、積極的に話すことも少しずつ増えたような気はします。また、運行調整をするとき無線でやりとりするのですが、こちらが話したら相手は受けるだけ、一方通行の信号なんです。しかも相手は走行中なので、長々話すわけにはいかない。そこで、いかに簡潔にわかりやすく伝えるかということも、意識するようにしています」

木村「暗闇では、言葉だけで情報を伝えることが難しく、できるだけ具体的に伝えるとか、見方を少し変えることで、しっかり伝えることができると実感しました。全く見えない環境で、ふだんと違う気づきがあったことは、とても印象に残っています。業務では、これまで接したことがない工事現場の方、あるいは警察や消防に通報する機会もあり、これまでとは全く違うコミュニケーションが増えました。たとえば、忘れ物の電話を受けるとき、何を忘れたのかとかすごく簡単そうなことなのに、情報を受け取るのは意外と難しいと感じます。そういう経験を重ねると、いかに日頃曖昧なコミュニケーションをしていたかに気付かされます」

逸見「電話だと、相手の表情がわからないから、気持ちもわからないと思っていました。でも研修で、言葉遣いや声色で判断できることもあるとわかったので、そこは業務に活かされていると思います」

早速、お仕事に活かされているのですね!

髙橋「研修をどう活用していくかは本人達に任せていますが、自然に仕事で活かしているようですね。バスの営業所には100人を超える乗務員がいて、彼らを動かす仕事を2人はしています。年配の乗務員もいる中、仕事の話だけでは会話はすぐ終わってしまうので、他愛のない会話も必要になってきますから。これまでDID研修を受けた社員は、物事を伝えるのがうまく、会話がしやすいといった、コミュニケーション力が身についていると感じることは多いですね。以前、コミュニケーションがうまくとれない新入社員がいました。暗闇に入っても、自分から発信しない。それでもなんとか絞り出すようにしゃべるようになり、今では乗務員として立派にやっています。やはり、何かしらのよいきっかけになっていることは、間違いないです」

ご体験の様子

とてもありがたいお話、ありがとうございます! そのほか、研修で気づいたことなどありますか?

逸見「これまで、耳が聞こえない、目が見えない人たちは弱い立場の人だと教えこまれてきました。だから相手のことを思い、優しく接しなければと思っていたのですが、今回の研修で、実はそんなに弱くない、自分と変わらないと概念が変わりました」

木村「何かをしてあげようではなく、いろんなことができることがわかったことは、すごく良かったと思います。そのことで、モノの見方がガラッと変わったというか、価値観の変化は大きかったですね」

髙橋「研修日程の関係で、DID研修を受けられなかった代があるのですが、受けた代と雰囲気が少し違うんですよ。他の代と比べて、遅れているというか、同期の絆の深さが足りないというか。受けさせなかったことを後悔するほどなので、次年度あたり、彼らも受ける方法を検討したいと思っています」

ぜひ、ご相談させてください。今日のお話、とても勇気づけられました。ありがとうございました!

(※2016年10月取材)

    ~ご体験されたみなさんのアンケートより~
  • 「暗いと何もできない、ではなく、暗くてもこんなにたくさんのことが出来るんだ、と感じました。アテンドの方の頼もしさ、チームとしての協力、信頼感があったからこそだと思います。思いやり、チームワークといった学びは当然のものとして、自分自身のアビリティについて、新しい可能性を感じ取れたことも大きな収穫でした」
  • 「今までの自分はわかっていたのではなく、ただ知っていただけ。今回の研修を通じ、自分自身が身をもって体験したことにより『知っていた、わかっていた』からどうすればよいか、実際に行動に移せるようになったと思う」
  • 「この研修で見えないことの恐怖を身をもって知ることができました。だからと言って「かわいそうなんだ」などと思うことはなく、『自分が何をしてあげられるのか?』『どうしたら不安を取り除けるか?』を乗務員としても一般人としても考えなければならないと痛感しました」
  • 「今までにない体験をさせて頂き、バス乗務員になったときにすべての人を気持ちよく乗せることができるように感じました。また“みんなで考える”ということの大切さを知りました」
  • 「今まで、ここまで長時間、暗闇の中にいる経験をしたことがなかったので、今日改めて自分の考えの狭さを認識しました。これから職場でも相手の立場に立って物事を考えるようにしたいと思いました」
【東急バス株式会社】www.tokyubus.co.jp
バス 東急電鉄のバス部門を分社化することで1991年5月に設立され、同年10月より営業を開始。運行エリアは東京23区西南部から川崎市・横浜市の北部が中心。一般路線バスのほか、深夜急行バス、空港連絡バスなども運行している。営業所&案内所は14、従業員数は約1500名弱。社是は「ヒューマンに行こう」。